Speaker
足立 凌
(京都大学素粒子論研究室)
Description
二次元dilaton重力理論は二次元時空の計量にdilatonと呼ばれるスカラー場$\Phi$を結合させた理論であり、dilatonポテンシャル$V(\Phi)$と呼ばれる関数で特徴づけられる。その中でも$V(\Phi) = \Phi$の場合(Jackiw-Teitelboim重力)とランダム行列理論の間にはSaad-Shenker-Stanford対応と呼ばれる双対性があることが知られている。
本発表では、$V(\Phi)=\Phi + \epsilon \exp{(-\alpha \Phi)}$ と変形したときに$\epsilon$に関する摂動論が円錐特異点を持つ双曲面の足し上げに帰着される事を利用して、類似の対応がより一般の$V(\Phi)$を考える場合にも成り立つことを見る。この発表は論文(arXiv:2006.13414[hep-th])のレビューである。
Author
足立 凌
(京都大学素粒子論研究室)