Speakers
Mr
Mitsuru UDAGAWA
(Nagoya University)
masumi kameda
(Sanyo-Onoda City University (Up to March 2023))
Description
2024年度日本ムードル協会(MAJ)の研究開発(R&D)プロジェクトに採択されたテーマ「複数回の小テスト受験結果に対する生成AIによる個別かつ時系列的な学習データ分析」(採択通知:2024年9月)に関する研究開発活動について報告します。
本プロジェクトでは、学習管理システム(LMS)であるMoodleの小テスト(Quiz)機能に統合されている数学オンライン評価システム「STACK」を使用し、授業コース履修者が複数回にわたって解答した結果データを分析しました。この分析では、生成AIである「ChatGPT」を活用し、以下の2つの主要な研究開発活動を実施しました。
評価モデルの構築
学習データを基に、学生の学習進捗や理解度を時系列的に評価するモデルを設計・構築しました。このモデルにより、学生がどのように成績を向上させたか、または課題に直面しているかを分析できるようにしました。
学生へのフィードバック機能の起案と開発
生成AIを活用して、学生に個別化されたフィードバックを提供する機能を開発しました。このフィードバックは、学生の学習行動を促進し、自己改善をサポートすることを目的としています。
これらの活動を通じて、学習データ分析の精度を向上させるとともに、教育現場での生成AIの可能性を探る成果を得ました。
発表日の希望 / Preferred Day | いずれの日でも結構です / Either day is fine |
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MAJ R&D Grant | はい |
Author
masumi kameda
(Sanyo-Onoda City University (Up to March 2023))
Co-author
Mr
Mitsuru UDAGAWA
(Nagoya University)