Description
Presentations in Room G
Moodle4.1から,コース間で小テストのコピーを行ったとき,コピー先の小テスト内の問題がコピー元の問題バンク内の問題を参照するようになる場合がある.
問題バンクにバージョン管理機能が追加された影響であると考えられるが,問題バンク内の問題がコース間で共有されているため,意図せずに他のコース内の問題を修正してしまう可能性があり,コピー操作には注意が必要となる.
利用者への注意喚起により対応する方法もあるが,利用者が多数いる場合には周知は困難である.そこで,我々は,コピー先のコースにコピー元の問題すべてをコピーするようなパッチを作成した.
本発表では,この問題が発生する理由の解析と作成したパッチについて説明する.
我々は、JupyterHubをベースとし、科目ごとに固有の環境設定を提供しつつ、複数科目で同時利用可能なWeb型プログラミング演習システム「MCJ-CloudHub」(Multiple Course Jupyter-based Cloud Hub)を開発し、GitHub上で一般公開している。MCJ-CloudHubは、国立情報学研究所が提供している学認クラウドオンデマンド構築サービス(OCS)上で稼働するアプリケーション・テンプレートとして開発されている。本システムは、LTI...
Moodle Quizでは,数値や語句のランダム化により,受験ごとに異なる問題を出題できる.しかし,学習者は,変化する部分をプレースホルダ変数と同定し,解答を得るアルゴリズムや公式を暗記して,異なる問題の差を吸収して機械的に回答することがある.より深い理解の達成には,数値のランダム化に加え,自然言語として等価で形の異なる言い換えを生成して出題することが,有効である可能性がある.
この発表では,Moodle XML形式で与えられたQuestionの問題文を,大規模言語モデル(LLM)を用いて生成するシステムの開発を報告する.様々な問題に対して,得られた等価言い換えの個数や,成功率による評価を報告する.
This presentation is a progress report on three Moodle Association of Japan (MAJ) Research and Development (R&D) grant projects. This year, the release of funding for the MAJ R&D grants was significantly delayed resulting in the original schedules for the grant projects also being pushed back by several months. It is the intention of the researcher to give a report on progress made by the time...
This presentation outlines the process of transitioning the university-wide learning management system from Course Power to Moodle and evaluates the support activities provided to faculty and staff, focusing on two phases: the transition period and the end of the first semester following Moodle’s implementation. An analysis of Moodle usage in the first semester revealed that over 75% of the...
近年のMoodleでは、フォーラムに限らず、課題の提出・採点、長期間アクセスの無いユーザの通知、しばらくアクセスしていなかったサイトへのログイン通知など、メール通知を行う状況が多数存在する。
多数のユーザが利用しているMoodleにおいて、授業時間中に多数のフォーラム投稿や課題提出、メッセージの一斉送信を行えば、Moodleサーバから大量のメールが送信される事になる。これは利用方法によってはユーザが意図せずに、Spamメールの大量送信とも取られかねない規模のメール通知を発生させる事も起こり得る。
これを防止する為に、メールの通知機能を止めること自体は可能だが、これは教師から学生への連絡手段を失う事であり現実的ではない。
そこでMoodleが行うメール通知の件数を定期的に集計し、多数のメール通知を行っているコース、ユーザを報告するレポートプラグインを開発する。
定期的なメール通...
レッスン・モジュールは,解説と問題を組み合わせて教材化し,問題への解答結果によって次に表示されるシナリオを分岐させることができるなど,通常の小テスト・モジュールにはないアダプティブな動作が可能である。しかしながら,設定インターフェースが複雑であり,また扱える問題タイプが限られるなど,必ずしも使いやすいとはいえない。最大の問題は,学習者が取り組んだ(受験した)問題シナリオを,学習者自身が後でレビューできないことである。そこで本研究では,JavaScriptを用いて,各受験のデータをデータベース・モジュールへと自動送信・蓄積し,学習者が受験後にふたたびレッスン・モジュールにアクセスした際に,レビューを表示可能にする方法を開発する。これにより,通常の小テスト・モジュールやH5PのBranching Scenarioとレッスン・モジュールとを比較して,その有効性や課題等を議論したい。
In times of conflict, such as the ongoing war in Sudan, education faces unprecedented challenges. Electronic learning (e-learning) has emerged as a lifeline, ensuring the continuity of education despite disruptions. Among the various tools, Moodle has played a pivotal role in Sudanese universities and schools, enabling remote teaching and learning. This presentation delves into the inspiring...
Moodleの機能において、データベースモジュールや用語集では投稿に関してコメントを付ける機能はあるが、コメントに対する通知機能は存在していない。例えばデータベースモジュールを用いた日誌を作成し、学生の投稿に対して教員がコメントを残したとしても、学生は自分からその投稿を閲覧しない限り、コメントがついたかどうかを確認することはできない。この状況を改善するため、ローカルプラグインとして、コメントが付与された場合に元投稿を行ったユーザに通知を飛ばす機能を開発した。本プラグインは既にgithubでも公開しているが ( https://github.com/yasada0819/moodle-local_db-com-notificator...
STACK・多肢選択・穴埋め・〇/×問題等のQuiz(小テスト)に数学アニメーション教材を組み込むことによって、学習者が図形や関数グラフを動かしながらテスト問題に解答する数学eラーニング教材を作成した。われわれは、動的幾何ソフトKeTCindyを利用し、数学アニメーション教材をHTML化してQuiz(小テスト)機能に組み込んだが、STACK公式ドキュメントで紹介されている動的幾何ソフトGeoGebraとの連携についても言及したい。
Maintaining the security of a Moodle server has many aspects. From keeping the server operating system up to date and updating the PHP and backend SQL database software, to correctly and appropriately configuring the webserver and firewalls. On Moodle servers specifically, it is also necessary to ensure that the Moodle code is also current and up to date. On a correctly configured server, it...