Speaker
Dr
いづみ(Izumi) 中馬(Chuma)
(帯広畜産大学)
Description
帯広畜産大学における生物学実験科目のレポート評価を、ワークショップを用いて行った。学生は生物学実験の4つのテーマのひとつである「生物の同定」についてのレポートを、学生が相互に評価を行う「ワークショップ」と、教員が評価を行う「課題」の両方に提出した。ワークショップでは、1人の学生は3人の評価を行い、1人の学生に対し3人の学生が評価を行って、評価した学生3人の点数の平均値を得点とした。評価にはルーブリックを使用し、4つのクライテリアについてそれぞれ2〜4段階で点数を与えた。ワークショップと教員それぞれによる評価結果を比較すると、ワークショップによる平均点は19.3±5.7点、教員による平均点は15.6±7.4点となり、これらの間に弱い正の相関が認められた。したがって、学生による評価と教員による評価は一定程度整合的であったが、ルーブリックによる採点基準を事前に学生に説明することで、より整合性を高められると考えられた。一方、評価に対する評点平均は92%と比較的高く、3人の学生間における評価の一致度についても一定程度担保された。発表では、評価一致度のより直接的な定量評価についても報告したい。
発表日の希望 / Preferred Day | 3月1日(土)/ March 1 Saturday |
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MAJ R&D Grant | いいえ |
Author
Dr
いづみ(Izumi) 中馬(Chuma)
(帯広畜産大学)
Co-authors
Dr
圭彦 得字
(帯広畜産大学)
Dr
直美 宮崎
(帯広畜産大学)
Jun (準) Saito (斉藤)
(Obihiro University of Agric. & Vet. Med. (帯広畜産大学))