Speaker
Yoshikazu Asada
(Jichi Medical University)
Description
Moodleでは課題モジュールでルーブリックを使用することで、詳細な採点・フィードバックが実施できる。しかし、以下の観点で運用上の問題が生じる場合がある:(1)ルーブリック項目はすべて入力必須であり、特定の項目だけを後から入力するといった使い方ができない(2)結果をエクスポートする際、個別のルーブリック項目の採点結果やコメントは標準機能では出力できず、SQL等を利用する必要がある。これらの状況は、対面での面談や実習の記録をつける場合などで特に生じやすい。この場合、学習者からの提出物も存在しないため、実際は採点機能のみで対応可能である。今回、データベースモジュールでの採点ルーブリック作成を検討した。
使用するにあたり、最初に学生氏名とユーザ名を設定したCSVをインポートすることで、各エントリが学生個人に紐づくようにした。この状態でエントリ未承認とすることで、学生個々人にのみ結果を示すことが可能となる。また、教員が入力しやすいよう、ラジオボタンの項目をタイル状に配置するCSSを組んだ。採点結果を通知するにあたっては、別途で開発したローカルプラグインとの組み合わせで対応することとした。
発表日の希望 / Preferred Day | いずれの日でも結構です / Either day is fine |
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MAJ R&D Grant | いいえ |
Author
Yoshikazu Asada
(Jichi Medical University)