Speaker
Yasuyuki Nakamura
Description
Moodleの問題タイププラグインの一つであるSTACK(System for Teaching Assessment using a Computer Algebra Kernel)では,解答として数式を入力し,その正誤評価を自動で行うことが可能である。数式で解答が入力されるため,様々な解答入力の可能性があるが,そのため,正誤評価だけでなく,入力された解答に応じた部分点評価も可能である。したがって,解答データを分析することで,受講者の能力に関する様々な評価を行うことが可能となる。本発表では,そのための解答データの分析方法について,現在,我々が行なっていることを紹介する。
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解答の分類
正答も含み,誤答の分類を行う。 -
解答履歴の分析
アダプティブモードにより,誤答の場合でも何度でも解答を入力することができるが,その履歴を分析する。 -
解答データの可視化
分類された解答,解答履歴を様々な形式で可視化することにより,受験状況を把握することが可能となる。その可視化方法について紹介する。
発表日の希望 / Preferred Day | いずれの日でも結構です / Either day is fine |
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MAJ R&D Grant | いいえ |
Author
Co-author
Saburo Higuchi
(Ryukoku University)