Speaker
Yoshikazu Asada
(Jichi Medical University)
Description
Moodleは一般的にはLMSとして考えることが多いでしょう。しかし、「学生や教員が利用した履歴が、時系列に沿って、1アクションずつ記録されている」というデータ保存の部分に目を向けるのであれば、「巨大な学習履歴データベース」と考えることもできます。実際、Moodleはその根幹に(活動モジュールではなく、MySQL等の)データベースを有しています。通常、このデータベースに直接アクセスすることはできませんが、プラグインであるAd-hoc database queriesやConfigurable Reportsを使うことでMoodle内部からでもデータに触れることが可能となります。本ワークショップでは、これらの機能を用いてMoodleから必要なデータを直接抽出し、学習分析に役立てることを扱ってみたいと思います。当然ながら、この場合にはMoodleの内部でどのようなデータが保存されているかを知る必要もあります。Moodle全体としてのデータ構造やその抽出のためのSQLについても、サンプルを交えてご紹介しつつ触れていただくことを考えています。
発表日の希望 / Preferred Day | いずれの日でも結構です / Either day is fine |
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MAJ R&D Grant | いいえ |
Author
Yoshikazu Asada
(Jichi Medical University)