本ワークショップは、ご自身の授業や研修において、はじめてMoodleを利用する方を対象としています。簡単なMoodleの解説の後、基本機能である小テストやフォーラム、課題、フィードバック(アンケート)などにまずは学習者の立場で触れてみます。そして、それらの機能が授業でどのように活用できるか考えてみてもらいます。なお、教師としての実際の利用(コースへの学習活動の追加や学習履歴の把握など)については、続くワークショップにて体験していただくことができます。
主に教師の立場で、コースページの管理と学習活動(課題、小テスト、アンケート等)のコースへの追加、評点や学生の学習履歴の確認を体験していただきます。(初心者ワークショップを引継ぎ行ないますので、全くの初心者の方は極力そちらのWSに参加後、こちらにご参加ください。)
Moodleのデータベースモジュールでは、コース内で教師と学生が様々な情報を共有することができ、表示も柔軟に行えます。非常に応用可能性のある活動ですが、最初の準備等で少し手間がかかってしまうこともあります。このワークショップではデータベースモジュールの簡単な紹介を行ったうえで、実際の操作体験や作成のハンズオンを実施します。授業内やチーム内でどのように活用できるか、検討する機会にしていただければ幸いです。
コース内では様々な学習履歴が蓄積されていきます。学習分析では専用の機能やプラグインを使うこともありますが、今回のワークショップではより簡便な方法として、標準のレポートツール(とExcel)の利用を想定します。教師・学生のログ確認から、簡単な集計や学習分析の実践までをデモとハンズオンで紹介します。
※「Moodleの基本2」からも連続して受講いただける内容となります。
※ 簡単なデータ処理ハンズオンも実施予定ですので、可能な限り、Excelの利用可能なPCをお持ちください。Win / Mac、どちらでも問題ありません。