Speaker
Shizuka Shirai
Description
2020年以降、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う学習機会の保障のためにLMSの導入がさらに進み、理数系科目において小テストやレポート課題、フォーラムなど、教員・学生ともに数式を含む文書を入力する機会が増えている。一方で、LMS上での数式の入力・編集は難しく、数式を含む文書作成・編集時の負担の大きさが課題となっている。このような背景のもと、我々は理数系eラーニングにおける数式を含む文書入力時の負担改善を目的に、Moodleのテキストエディタプラグイン「MathTOUCHエディタ」を開発した。MathTOUCHエディタは、数式予測変換方式を用いた数式入力インタフェースMathTOUCHを実装したテキストエディタプラグインで、数式と自然言語のシームレスな入力を実現している。大学生・大学院生71名を対象にした数式を含む文書入力に関するパフォーマンス実験を行った結果、従来のHTMLエディタと比較し、1.5倍早く入力ができ、メンタルワークロード・ユーザビリティに関する主観評価においても高い評価が得られた。本発表では、MathTOUCHエディタの概要やこれまでの取り組みについて紹介するとともに、今後の展望について報告する。
これは商業的な発表会なのか?/ Is this a commercial presentation? | 非商用 / Non-commercial |
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発表日の希望 / Preferred day | 2月17日(土)/ February 17 Saturday |
発表の種類 / Presentation type | プレゼンテーション(20分)/ Presentation (20 mins) |
Author
Co-authors
Mr
Takahiro Nakahara
(Sangensha LLC.)
Prof.
Tetsuo Fukui
(Mukogawa Women's University)