Speaker
貴政 安藤
(YITP)
Description
本講演ではギャップのある基底状態に作用する群の対称性について話す。とくに対称性の作用が anomalous であることの特徴づけについて議論したい。具体的には、系のヒルベルト空間に作用する演算子の性質と、背景場と結合した理論(分配関数)の性質というふたつの見方からアノマリーについて説明する。講演ではまず $0+1$ 次元の量子力学系の例をつうじてふたつの見方がほとんど等価であることを、微妙な点について言及しつつ議論する。その後、高次元系での扱いについて話し、アノマリーの応用をいくつか紹介する。