27 February 2026 to 1 March 2026
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Moodleデータ可視化プラグインVisPortの開発

1 Mar 2026, 14:30
25m
一般講演 / General Presentation 機能開発 / Moodle Development SUN AFTERNOON ROOM B

Speaker

孝洋 隅谷 (広島大学)

Description

Moodleの学習データおよびアクセスログを可視化するブロックタイプのプラグイン VisPort を開発したので報告する。本プラグインは、Moodleのデータベースに関する専門知識を持たないユーザでも、柔軟に可視化手法を追加できることを目的として設計した。VisPortは以下の特徴を有する。

  1. 可視化ユニットによる拡張性
     可視化手法は「可視化ユニット」として実装し、新たに作成・追加することができる。可視化ユニットはJavaScriptで記述され、D3.jsやChart.jsなどのライブラリを用いて多様なグラフ表現を実現可能である。また、ブラウザ上で動作するため、サーバ側のセキュリティリスクを考慮する必要がない。

  2. REST APIによるデータ取得の抽象化
     可視化ユニットは、プラグインが提供するREST APIを介してデータを取得する。これにより、作成者はMoodleのデータベース構造を意識することなく、必要なデータをJSON形式で利用できる。既存の可視化ツールの調査から、アクセスログ、課題・小テストの成績、学習進捗が主要な可視化対象であることが明らかとなったため、現時点ではこれらのデータ取得をサポートしている。今後は、他のデータ項目についても順次対応を進める予定である。

本プラグインは、教育現場におけるデータ活用の裾野を広げ、非専門ユーザによる拡張性の高いデータ利活用を支援することを目的としている。今後は、学生と教員間のアクセス権限の分離や可視化テンプレートの拡充を進めるとともに、実際の教育現場への試験的導入を通じて得られたフィードバックに基づく機能改善を行う予定である。

発表日の希望 / Preferred Day 3月1日(日)/ March 1 Sunday
MAJ R&D Grant いいえ

Author

孝洋 隅谷 (広島大学)

Co-authors

Dr Muhammad N. A. M. Anuardi (広島大学) 岳 中尾 (広島大学)

Presentation materials

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