Speaker
水引 龍吾
(神戸大学)
Description
FPGAを用いた高度な論理回路(例えば、高輝度LHC-ATLAS 実験におけるトリガー用論理回路)の開発は、優れた物理実験を実現するために必要不可欠となった。一方で近年、FPGAに実装されるファームウェアは大規模化・複雑化が進み、その検証機構の高度化が必須となっている。本研究では次世代のファームウェア検証機構として、FPGAアクセラレータの応用に注目する。CPUを起点とした入出力を実装することで、ファームウェア検証プロセスを簡略化し、柔軟な入出力の検証を可能にするシステムを開発した。