18–21 Feb 2024
志賀レークホテル
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KOTO実験 中性ビーム中で動作する荷電粒子検出器の高レート環境下での性能評価 (Canceled)

20 Feb 2024, 19:30
30m
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Speaker

北川 歩 (大阪大学)

Description

KOTO実験はCP対称性を破る稀崩壊 KL->pi0nunubar を探索している。我々は荷電K中間子の崩壊による背景事象を削減するために、0.2 mm厚のプラスチックシンチレータ表面から漏れ出たシンチレーション光を集め、PMTで読み出す機構の荷電粒子検出器(UCV)を開発し、KOTO検出器上流部のビームライン中に設置した。PMTの開発時、物理ランでのヒットレートは0.8 MHzと予想されており、この高レート下で増倍率が一定であり、高い検出効率を維持できるように開発を進めた。本発表では、2023年6月のランデータを用いたUCV実機の高レート耐性を報告する。

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