Speaker
後藤 三四朗
(東京大学)
Description
2027年に稼働予定のハイパーカミオカンデ(HK)はニュートリノや陽子崩壊などの観測を目的とした巨大な水チェレンコフ検出器である。現在、HKで用いられる予定の50 cm PMTについて様々な性能評価が行われている。本研究は50 cm PMTのダークレートとゲインの長期測定による長期的な安定性の検証を目的としている。本講演ではその途中経過として、約7ヶ月間の測定でのダークレートとゲインの変動や安定性などを報告する。