Speaker
恩田 直人
(京都大学)
Description
T2K実験の後継であるHyper-Kamiokande実験では前置検出器において、水を標的とする検出器を用いて水-ニュートリノ反応断面積の精密測定が検討されている。その候補の一つとして水ベース液体シンチレータを用いた検出器を開発している。本講演では、2022年秋に陽電子ビームを用いて行ったビームテストの結果とその後の検出光量の向上に関する研究を発表する。