Speaker
新居 智将
(東京大学)
Description
T2K実験はCP対称性の破れを検証することを主な目的とした⻑基線ニュートリノ振動実験である。SuperFGD検出器は約200万個のシンチレータキューブからなり、系統誤差削減のため2023年に新型前置検出器の1つとして導入された。SuperFGD検出器の実際の運用において不良チャンネルの存在が報告されている。本講演では、不良チャンネルが存在する状況における新型前置検出器を用いた再構成手法の性能評価について述べる。